これって子宮外妊娠!?兆候を見逃さないために知っておきたいこと

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子宮外妊娠ってどんなもの?症状や治療法、兆候など

妊婦

子宮外妊娠は、その名の通り、受精卵が子宮以外の場所に着床し、妊娠するものですが、そのまま放置したり、気がつかないまま過ごしたりすると、母体にとって深刻なトラブルを引き起こしてしまうこともあります。

子宮外妊娠が発生する確率はごく低いと言われていますが、それでも、妊娠を考えている女性なら誰でも、子宮外妊娠を経験する可能性を持っています。ここでは、早期の発見が非常に大切な子宮外妊娠の兆候や症状、治療法などについて、詳しくお伝えしていきましょう。

子宮外妊娠の原因と注意すべき兆候とは?

悩む女性

受精卵が、本来着床するはずの子宮ではなく、別の場所に着床してしまうのが、子宮外妊娠。受精卵は子宮以外の場所では最後まで育つことができませんので、子宮外妊娠の場合は残念ながら出産に至ることはできません。

子宮外妊娠には、卵管妊娠、腹腔妊娠、卵巣妊娠、頚管妊娠という4つの種類がありますが、そのほとんどは卵管に受精卵が着床する卵管妊娠だと言われています。では、なぜ卵管に受精卵が着床してしまうのでしょうか。それには、いくつかの原因が考えられますが、主なものとして、性感染症や子宮内膜症などによる卵管の癒着があること、子宮内に入れる避妊具の影響、人工妊娠中絶の経験などがあげられます。

また、女性の年齢が40歳以上であったり、過去の妊娠から5年以上間隔があいている、過去に腹部の手術を受けたことがある、子宮外妊娠を経験したことがある、といったことも子宮外妊娠のリスクを高めることが知られています。

子宮外妊娠が起こると、通常の妊娠と同様に生理がストップするほか、初期には卵管内で受精卵が大きくなることによる痛み、不正出血などが見られることがあります。しかし、こうした症状は必ずしもあらわれるとは限りません。子宮外妊娠の初期では、無症状であることも多いものです。子宮外妊娠でも妊娠検査薬で陽性反応が出る場合があるため、妊娠だと思って産婦人科を受診したものの子宮内に胎嚢が見えず、子宮外妊娠と診断されることもあります。

痛みや出血といった比較的わかりやすい症状のほかにも、めまい、倦怠感、腰や首などの痛み、吐き気や嘔吐などがあらわれることがありますが、これらは通常の妊娠の初期症状とも似ているため、こうした兆候だけで子宮外妊娠かどうかを判断するのは難しいでしょう。

そして、最も注意したいのが、子宮外妊娠による卵管破裂という症状です。卵管内で大きくなった受精卵が原因で卵管が破れると、大量の出血、激しい下腹部痛、頻脈、吐き気、意識障害というショック症状があらわれます。こうした場合は一刻も早く治療をしなければ、母体の命に関わることもあります。

子宮外妊娠の治療法とその後の妊娠

入院

それでは、子宮外妊娠の治療法として考えられるものを次にあげてみましょう。

開腹手術
子宮外妊娠の第一の治療法としては、手術があげられます。卵管が破裂している場合は、卵管ごと切除することが必要となるため、開腹手術になることが多いようです。
腹腔鏡手術
卵管の破裂まで至らない場合は、腹腔鏡下の手術になることもあります。症状によっては卵管を切開し、胎嚢のみを除去することもできますが、この卵管を温存する方法では、胎盤のもととなる絨毛細胞が残りやすというリスクがあります。
薬物療法
さらに、早期の発見で症状が軽いケースでは、胎盤の元となる絨毛に対してメソトレキセートという抗がん剤を使用し、妊娠組織を消失させる薬物治療もあります。
経過観察
症状がない場合には、妊娠すると分泌されるhcgというホルモンの数値を見ながら、受精卵が自然に体内に吸収され、治癒するのを待つ方法を選択することもあります。

いずれの治療法でも、母体が回復し、医師からのOKが出れば再び妊娠することができます。たとえ卵管を切除した場合でも、もう片方に卵管が残っていれば妊娠可能ですので、パートナーである夫や医師と協力して、次の妊娠を目指しましょう。

早期発見がカギ!子宮外妊娠の兆候を見逃さないで

葉酸サプリメントガイド さとみ

子宮外妊娠は、早期発見・早期治療が非常に大切になります。ごく初期に子宮外妊娠に気がつくことができれば、手術をしても卵管を温存することができ、次の妊娠への影響も少なくて済みます。しかし、卵管破裂まで至ってしまった場合は、開腹手術や卵管の切除が必要となり、母体の回復や次の妊娠の解禁が遅れることも考えられます。

妊娠検査薬で陽性反応が出ただけでは、通常の妊娠なのか子宮外妊娠なのかまでは判断ができません。そのため、妊娠していることがわかったら、早めに産婦人科で診察を受け、子宮内に胎嚢があるかどうかを確認してもらうことが大切です。特に、陽性反応とともに下腹部痛や出血、めまい、倦怠感などの症状があらわれた場合には、できるだけ早いうちに産婦人科を訪ねましょう。

子宮外妊娠は、妊娠を考えて夫婦生活をもっている女性なら誰にでも起こりうるものです。その症状やリスクについてしっかり知識を持っておき、少しでも異変を感じたらすぐに行動できるよう備えておきたいですね。