流産はなぜ起こる?原因と症状、予防について知っておこう

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誰もが経験するかもしれない「流産」というできこと

病室

妊娠しているとわかったのもつかの間、お腹の中で赤ちゃんが育たず、残念な結果に終わってしまうのが流産です。流産は、妊娠全体の10〜15%というやや高い確率で起こるもの。特に多いのは、妊娠12週までに起こる初期流産であり、胎児の染色体異常がほとんどの原因だと言われています。

妊娠する女性の10人に1人は経験するかもしれない、流産というできごと。もしかすると、あなたや、あなたの周りの大切な友人が経験する可能性もあります。その原因や症状、予防法などについて理解を深めておきましょう。

流産の原因と種類、治療法について

産婦人科

流産のうち、その約80%ほどが初期流産、つまり妊娠12週未満で起こる流産だと言われています。その原因は、赤ちゃんの染色体異常であることが非常に多いもの。染色体や遺伝子に何らかの問題があり、途中で細胞分裂ができなくなってしまうことが原因です。

一方で、妊娠12週以降22週未満に起こるのが後期流産ですが、この場合は子宮の奇形、子宮頸管無力症、細菌感染など、母体の異常や病気が原因であることが多いと言われています。一般的に、安定期と言われる妊娠16週を過ぎれば流産の確率はぐっと低くなりますが、それでも全く起こり得ないわけではありませんので、注意が必要です。

流産は、その進行具合によりいくつかの状態にわけて考えられます。ここで、流産の種類とその治療について見てみましょう。

繋留流産
子宮の中で赤ちゃんの心臓が止まってしまい、そのままになっている状態。出血や腹痛などの自覚症状は見られません。子宮の中のものを除去する手術を行いますが、陣痛が来て赤ちゃんが自然に出てくるのを待つ場合もあります。
進行流産
出血や腹痛などの症状とともに、赤ちゃんや胎盤のもととなる組織などが外に排出され始める状態が、進行流産。進行流産には、子宮の内容物が一部残ったままになっている不全流産と、すべて排出された完全流産があります。不全流産の場合は内容物を除去する手術が必要ですが、完全流産の場合は経過観察や子宮収縮剤の投与で済むことがあります。
切迫流産
流産になりかけているものの、まだ流産には至らない状態を切迫流産といいます。少量の出血や腹痛、お腹の張りがあることが多いのですが、安静を保ち、止血剤や張り止めなどを服用することで妊娠を継続できることもあります。
習慣流産
高い確率で起こると言われる流産ですが、それが3回以上繰り返される場合は習慣流産とされ、両親に何らかの異常や病気がある可能性も出てきます。習慣流産を起こす原因としては、母体の子宮奇形、甲状腺機能低下症、糖尿病抗リン脂質抗体症候群などの自己免疫異常などが知られています。
化学流産
化学的流産、生化学的流産という呼ばれ方をすることもあります。早い段階で妊娠反応が出たものの、受精卵が正常に着床せず、妊娠の継続に至らない状態です。この場合、医学的には妊娠にも流産にもカウントされません。妊娠や流産の自覚症状もなく、通常と同じように生理がきますので、治療の必要もありません。最近は、妊娠検査薬の精度が高くなり、また早期妊娠検査薬なども使われるようになったことで、この化学流産という状態に気がつく女性が増えたと言われています。

ちなみに、「人工流産」とは、人工妊娠中絶のこと。それに対して上記のように自然に起こる流産を総称して「自然流産」といいます。

もしかして流産?気になる兆候と予防法

落ち込む女性

流産の徴候や症状のあらわれ方は、流産の進行具合によって違います。また、個人差もあるため、一概には言えませんが、代表的なものをここであげてみましょう。

出血
進行流産、特に不全流産の場合には出血量が多くなりますが、完全流産になると出血は止まってくる傾向があります。切迫流産の場合は、出血はないか、あっても少量であり、繋留流産では出血は見られません。
腹痛、お腹の張り
出血と同様に、不全流産の際には強い腹痛を感じることがありますが、完全流産の状態になるとおさまってくることが多いようです。切迫流産でも腹痛やお腹の張りが見られます。
つわりの緩和や停止
流産の症状として、それまで感じていたつわりの症状が軽くなったり、なくなったりするというものがあります。ただ、つわりはそれ自体個人差が大きく、実際に繋留流産と診断されてもつわりが続いていたという方もいますので、ハッキリとした兆候とは言えないでしょう。
基礎体温の低下
流産の場合、妊娠を維持できない状態になるために基礎体温が低下することもあります。しかし、妊娠10週くらいから基礎体温が除々に低下するのは普通のことですし、その日の体調、気温などによっても体温が左右されるため、これだけで流産の兆候であると判断することはできません。

こうした兆候が見られたからといって、すぐに流産してしまうわけではありません。気になることがあっても自己判断はせず、産婦人科で診てもらうようにしましょう。

染色体異常が原因の流産は、予防することができないと言われています。流産となるとどうしても自分を責めてしまいがちですが、初期流産の場合は特に、無理をした、ストレスがたまっていたなどという母体の行動が原因ではないため、防ぎようがないのです。それでも、自分の体を大切にし、無理をしない、当然ながら飲酒や喫煙、薬の服用を避ける、ストレスをためない、といったことは、赤ちゃんの成長のためにも心がけておきたいですね。

ただ、最近では葉酸を摂取することが流産の予防につながるのではないかとして、注目されるようになりました。ハーバード公衆衛生大学の研究では、妊娠前から葉酸サプリメントを摂っていた女性は、そうでない女性と比較して20%も流産のリスクが低かったと報告されています。また、葉酸は流産のリスクを高めるホモシステインという物質の血中濃度を減少させるとも言われています。赤ちゃんの成長に欠かせない葉酸は、できるだけ早い段階で摂取するようにしましょう。

流産に負けないために心がけておきたいこと

葉酸サプリメントガイド さとみ

流産は、妊娠する女性であれば誰にでも起こる可能性のある、非常に身近なものです。赤ちゃんの染色体異常が原因であることが多いため、予防は難しいのですが、流産の兆候や症状などを覚えておき、もしも「おかしいな?」と感じることがあれば、早めに産婦人科を受診するようにしましょう。

もし、残念ながら流産という悲しい結果を迎えてしまった場合でも、必要以上に自分を責める必要はありません。お腹の中に来てくれた赤ちゃんに感謝するとともに、気持ちを少しずつ切り替えて次の妊娠の準備を始められるよう、心がけていきたいですね。

最近では、葉酸の摂取が流産の予防に効果的なのではないかとも言われるようになりました。葉酸は、赤ちゃんの先天異常のリスクを低減させる大切な栄養素。また、子宮の環境をととのえ、妊娠しやすい体を作るためにも欠かせません。葉酸は妊娠前からきちんと摂取していることが大切になりますので、こちらの妊娠前におすすめの葉酸サプリランキングをご参考に、妊娠前・妊活中にピッタリな葉酸サプリを選んでみましょう。