葉酸サプリメントを推奨する厚生労働省

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葉酸サプリメントの摂取を厚生労働省が推奨する理由

葉酸サプリメントランキングまとめ

10年遅れの取り組み、構成労働省も葉酸サプリメントを推奨

葉酸サプリメントは、多くのサプリメントなどに良くある「これって効くのかな?」と言う心配の必要がない世界各国をはじめ、日本でも厚生労働省がその効果を認め、推奨しているというサプリメントの中では非常にめずらしい部類のものです。

その背景には、20年前にさかのぼります。その頃の日本における「神経管閉鎖障害」の発生率は、アメリカをはじめとする諸外国と比較して低い数値にありました。しかし、それから10年ほどでその立場が逆転します。その理由は諸外国をはじめとする「神経管閉鎖障害」が比較的高いと言われていた国々が、国を挙げての政策で見事に「神経管閉鎖障害」の発症率低下に成功したのです。そこで活用されたのが「葉酸」でした。

つまり諸外国の取り組みが結果を出したのをみて、日本もようやく重い腰を上げて「神経管閉鎖障害」の低減に力を入れ始めたという事です。しかしながらそのタイミングではすでに日本はかつてのように「神経管閉鎖障害」の低い国とは言えない状態になっており、現在でも対策の進んだ諸外国と比較すると日本の「神経管閉鎖障害」低減の対策は10年以上遅れていると言われています

とは言え、実は今でも身の回りの食べ物を見ると、シリアルや野菜ジュースには葉酸が添加され始めているのに気付くとお思います。取り組みが進んでいる国のようにパンやシリアルに葉酸の添加が義務付けられる所まではいっていませんが、それでも葉酸の摂取は着実に広まっています。これからもより多くの人に葉酸が認知されると良いですね。

葉酸サプリメントの重要性が認知され始めた背景には厚生労働省が積極的に葉酸摂取を呼びかけ、その方法として食事に加えて、いわゆる栄養補助食品からの葉酸摂取を推奨している点にあります。厚生労働省が発表した原文にある「いわゆる栄養補助食品」とは、「サプリメント」の日本語訳が「栄養補助食品」と言う事から、葉酸サプリメントを指しています。意外かもしれませんが、厚生労働省が葉酸サプリメントの活用を強く推奨しているのです。

厚生労働省が葉酸サプリメントを推奨する理由は、野菜を1日の推奨量である350gを毎日摂取したとしても、妊娠を予定している女性にとって十分な量の葉酸を摂取できない点にあります。つまり350gの野菜をきちんと摂るのですら大変な現代人のライフスタイルにおいて、それでも葉酸が不足すると言う事から栄養補助食品(葉酸サプリメント)の活用が推奨されたんですね。

アメリカをはじめとする葉酸の摂取を国策として推進している諸外国の中には、パンやシリアルなどに積極的に葉酸を加えるなど、葉酸不足を補う対策を国単位で行い、日常生活の中で無理なく葉酸を摂取し「神経管閉鎖障害」の発症率を下げると言う成果を出しています。その結果、一昔まで「神経管閉鎖障害」発症リスクが低いと言われていた日本が、今では逆転され遅れをとっている状態になりました。

日本でも食品メーカーが積極的に葉酸を加えた食品、シリアルや野菜ジュースなどの販売を始めていますが現段階ではまだまだ十分な環境が整っているとは言えません。諸外国では1990年代から取り組みをはじめているのに対して、日本では2000年代になってから取り組みを始めたと言う、10年弱のブランクは未だ埋まっていないのです。海外では妊娠後の葉酸サプリメント(folic acid supplement)は保険適用されて購入出来るところもあるなど、日本よりも1歩も2歩も先を行っているのです。

厚生労働省の発表内容

以下に平成12年12月28日に厚生労働省から正式に発表された「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」原文を抜粋して掲載しました。

この発表の中にある「いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取する」と言う事から、現在販売されている人気の葉酸サプリは、1回で400μgの葉酸が摂れるようになっています。下記原文は少々回りくどい言い回しの文章ではありますが、お時間のある方は一度確認しておいて損はないと思います。

「妊娠を計画している女性に対しては、神経管閉鎖障害の発症リスクを低減させるために、妊娠1か月以上前から妊娠3か月までの間、葉酸をはじめその他のビタミンなどを多く含む栄養のバランスのとれた食事が必要であること。野菜の摂取を350g程度にすることなど、各食品について適正な摂取量を確保すれば、1日0.4mgの葉酸の摂取が可能であるが、現状では食事由来の葉酸の利用効率が確定されていないことや各個人の食生活によっては0.4mgの葉酸摂取を確保するのが困難なことが予測されること、また、最近の米国等の報告では神経管閉鎖障害の発症リスク低減に関しては、食事からの摂取に加え0.4mgの栄養補助食品からの葉酸摂取が勧告されている等の理由から、我が国において、当面、通常の葉酸摂取量に加えて、いわゆる栄養補助食品から1日0.4mgの葉酸を摂取することとすれば、神経管閉鎖障害の発症リスクは集団としてみた場合そのリスクが低減されることが期待されるものである旨、情報提供を行うこと。高用量の葉酸摂取はビタミンB12欠乏の診断を困難にするので、医師の管理下にある場合を除き、葉酸摂取量は1日当たり1mgを越えるべきではない。」

引用 - 厚生労働省「神経管閉鎖障害の発症リスク低減のための妊娠可能な年齢の女性等に対する葉酸の摂取に係る適切な情報提供の推進について」